30代になると頬がこけて骸骨のような顔に!美容クリームでハリを戻そう
30代の顔のハリは美容クリームで戻そう
「20歳を過ぎたら、自然と痩せるよ。顔の肉は自然と落ちるよ」と思春期の頃、大人に言われたことはないですか?全身を見ても、十代の頃と肉付きは異なってきます。
年を重ねることによって、顔の肉が落ちる=頬がこける、ではないでしょうか。
濃い色のチークを塗ると顔がげっそりして見えるのは、頬がこけてきたからです。体重が変わっていないのに、頬がこけてしまうのは、実は皮膚のたるみが原因です。
30代になると女性ホルモンが減少し肌がしぼむ
30代になると、20代をピークにして女性ホルモンは減少していきます。女性ホルモンのエストロゲンは肌のハリや弾力をつかさどるコラーゲンやコラーゲン同士をつなぐエラスチンの生成にかかわるホルモンなので、自動的にコラーゲンも減ってしまいます。真皮には水分を除くと、約70%がコラーゲンでできているので、コラーゲンが減少すると肌がしぼみ、シワになります。
頬がこけるとできるのはゴルゴ線です。ほうれい線と並ぶ、老けた印象や疲れた印象を与えるしわです。ゴルゴ線とは、目頭から頬に向かって斜めに走るラインです。シワと思われる人が多いのですが、これは顔がたるみによってできています。顔がたるむと、一気に顔が老け込みますので、早めのケアが必要です。
30代は美容クリームと表情筋を鍛えて早めのエイジングケアを!
顔のたるみの原因は、コラーゲン不足と顔の筋肉が衰えることです。ですから顔をよく動かし表情筋を鍛えることが重要になります。
美容ケアでは、たるみに効果がある美容成分はレチノイド(ビタミンA)、コラーゲンなどが挙げられます。
レチノイドはターンオーバーを促進し、ヒアルロン酸、コラーゲンやエラスチンの生成を促す効果があります。なお、アメリカの厚生省にあたるFDAがシワに対して有効と承認した成分です。しかもビタミンの中では珍しく油溶性なので、肌に浸透しやすいのです。
ただ、皮脂を抑制する力がありますので、乾燥しやすいというデメリットもあります。美容クリームのようなこってりとしたテクスチャーの保湿もできる化粧品に入っているものを選ぶのが良いでしょう。ビタミンAは紫外線に弱いので夜間使用が推奨されているので、なおさら夜に使う美容クリームに入っていると嬉しいですね。
ハリの源はコラーゲンです。しかしコラーゲンは美容成分として与えるには分子量が大きくて肌に浸透にしくいというデメリットがあります。ですから低分子化されたものを選ぶと良いでしょう。コラーゲンそのものを配合している美容クリームよりも、コラーゲンに働きかける美容成分を配合しているのは、コラーゲンの性質のためかもしれません。
美容成分は数多くあります。保湿もできて、美容成分を効率良く与えることができる美容クリームを使って、ふっくらとした肌を目指しましょう。