30代女性は出産するとお肌はどう変わる?そんな時にも美容クリーム
出産すると肌が荒れるのはなぜ?そんな時にも30代女性は美容クリーム
妊娠・出産によって肌荒れを起こす人が多いと言われています。妊娠中は粉をふき、かゆみを伴うほどの乾燥肌に悩まされる人もいます。アトピー体質や敏感肌の人は、アトピーが悪化したり、妊娠性痒疹という症状に悩まされることもあります。
妊娠中に肌が乾燥するのは、水分や栄養分が赤ちゃんに優先的に運ばれるからです。つわりでろくに食べなくても赤ちゃんが成長するのは、まず第一に赤ちゃんに栄養分がいくからです。
出産すると粉ふきや湿疹に悩まされていたのが嘘のようにおさまりますが、母乳育児によって体は常に水分不足です。
体内の優先順位では皮膚は下位にあたるため、肌は常に乾燥状態です。しかも肌バリア機能が弱まっている中、メラニンの生成が活発だった妊娠中を経て、睡眠不足の育児戦線に慣れた頃、鏡の中にシミを見つけることになります。
しかも30代は、水分不足は加速し、コラーゲンが減り、妊娠していなくてもエイジングサインが出る時期です。
その状況の中、乳幼児がいる間は、丁寧なスキンケアに時間を割く余裕がありません。また、数時間置きに起こされるので慢性的に睡眠不足です。外からも内からも満足にケアができません。
だからこそ、その環境にせいにしてスキンケアを後回しにすると痛い目を見ます。
むしろ子だくさんのお母さんほど、育児に余裕があるためか、スキンケアをきちんとするので肌がキレイだったりします。
30代女性の肌にはジェルでは追いつかない、だから美容クリーム
私の第一子出産時の心境は「化粧なんてムリ。スキンケアって何?とにかく時短になるオールインワン」というレベルでした。
そのため、目の周りや口まわりにこじわがたくさん出てしまい、リカバリーに時間がかかりました。厳密には完全にシワが消えることはありませんでしたが、くすみ抜けやシミ予防軍へのアプリーチはできました。
具体的には、夜のスキンケアでは化粧水でたっぷり保湿をした後、美容液、乳液の代わりに美容クリームに変えました。
というのは、出産後の入院中、病院内が非常に乾燥していたので、朝夕だけでなく、気になるたびにクリームを塗っていたからです。そのおかげで乾燥だけでなく、皮脂からも無縁でいられたからです。
乾燥した場所にいると肌がつっぱっているのにテカテカという状態なりますが、水分を蒸発しないようにフタをしていたためか、余分な皮脂を抑えることができたのです。その経験から、乳液代わりに美容クリームを使うようになりました。
成分は保湿に特化したセラミド配合のゆるめのテクスチャーのものを選びました。美容クリームは重いという先入観があると思いますが、うるおい不足の肌にはじゅんと浸透していき、使い心地が良かったです。
乳液よりもノビが良く、皮膜感も限りなく抑えられています。しかも頬などがつっぱらないのです。夜中に授乳で起きても、肌が乾いていません。
美容クリームだと夜間中潤いが持続し、授乳中による体内が水分不足の状態でも健やかな肌でいられます。美容クリームは保湿も保持もできるのが一番のメリットだと思います。