30代女性の美容クリームに入っていて欲しい成分は？
30代女性の美容クリーム選びの参考にしたい成分
30代は初期エイジングサインが出ます。目の周りや口周りのシワ、毛穴の開き。紫外線を浴びれば、すぐにシミへと繋がってしまいます。
とにかく保湿が良いと言われているけれど、単なる保湿だけの商品よりも、少々高くても保湿だけでなくプラスαの効果的な美容成分が入っているものが欲しくなります。
美容クリームは単体でも保湿効果があり、かつ美容成分を効率良く届けることができます。美容クリームを使うタイミングは夜こそ、その真価を発揮します。まず美容クリームは油分が多く含まれているため、ファンデーションが崩れやすくなったり、上に重ねるメイクによって毛穴詰まりを起こしやすくするためです。
しかし夜は寝るだけですし、その就寝中に肌は細胞分裂を行い再生するのです。日中に受けたダメージを補修するのは夜間です。美容クリームはその働きをサポートすることができるのです。
具体的に30代の不足した肌に取り入れたい美容成分をみていきます。
30代女性の不足した肌に取り入れたい美容成分とは
元来人の肌にある成分で表皮の角質層に存在している細胞間脂質のひとつです。セラミドは外部からの侵入や体内の水分の蒸発を防ぐ、バリア機能がありますが、加齢によって減っていきます。最も水分保持力が強いのでうるおい肌には必要な成分です。セラミドは水には溶けにくく、油溶ける性質なので、美容クリームの方が配合しやすく、肌へも効果的に与えることができます。
セラミドと同様、うるおいのある肌を目指すならばヒアルロン酸も挙げられます。水分を保持する能力があり、肌のしわやたるみの予防もしています。30代から急激に減る成分です。1gあたり6リットルの水を保持できるほどの力があり、刺激がほとんどないので敏感肌の方にも使いやすい成分です。
- コラーゲン
真皮にあり、肌のハリを支える要素です。多くのアンチエイジング効果を謳う美容成分の多くが、コラーゲンの生成を促進するように研究されているように、ハリや弾力がある肌には欠かせません。
- プラセンタエキス
アンチエイジングと美白の両方の効果が期待できる美容成分です。肌にうるおいを与えるアミノ酸が多く、コラーゲンの生成を促進する効果とメラニンを抑制する効果、ターンオーバーを促す効果があり、効率良く美肌へと導いてくれます。
- ビタミンC誘導体
美白製品に多く含まれているのビタミンC誘導体は、メラニンの沈着を抑えるのでシミ予備軍をシミにしません。メラニン色素を還元する、すなわちシミを薄く目立ちにくくする効果があるので、美白化粧品に多く使われているのです。予防とできたシミに効果がある一方、塗布すると乾燥しやすくなるので、美容クリームに入れることで乾燥を防ぐことができます。
- 甘草（カンゾウ）エキス
抗炎症効果があるため、漢方薬にもよく使われています。グリチルリチンという成分に抗炎症作用があるのでニキビに効果的です。またグラブリジンという成分はメラニンの生成を抑制する、予防美白に効果があります。ニキビ跡にも効果が期待できます。
- フコイダン
最近注目を集めてきた美容成分です。海藻に多く含まれていて、主に乾燥や外的ダメージからのバリア機能と修復機能があるため、抗酸化作用があると言われています。体のサビを防ぐことでシミやシミを防ぐことができますので、アンチエイジングに適した成分と言えます。
美容成分は多種多様あります。美容クリームだと効果的に肌に浸透することができます。30代女性は、なりたい自分に合うものを選んで試してみてはいかがでしょうか。
