30代女性は美容クリームでついでにマッサージはNG
30代女性はマッサージしたければマッサージ用のクリームを使おう
スキンケアの一つにお肌のマッサージがあります。マッサージ自体はリンパや血流の流れをよくすることで老廃物を排出し、むくみやたるみを改善する効果があり、また筋肉が鍛えられて小顔効果もあります。
そんな良いこと尽くしに思えるお顔のマッサージですが、方法によっては、むしろ逆効果になる危険があります。気を付けなければならないのは【皮膚への摩擦】です。
お肌の摩擦が30代女性が恐れている将来のしみになる
特に化粧水をつけるついでにマッサージしてしまったり、特によく誤解されるのが美容クリームでのマッサージです。なんとなく滑りが良い気がしてマッサージしがちですが、美容クリームはあくまでも保湿や美容成分を浸透させるものでマッサージをするものではありません。
30代のお肌は皮脂の分泌が減少し乾燥気味の方が多いため、マッサージによって摩擦を与えてしまうとシミやシワを作ってしまいます。
お肌は摩擦をたくさん与えれば与えるほど皮膚を守るために分厚くなります。これは普段の洗顔やクリームの塗布時にも言えることで、利き手側の手の圧が無意識に強くなってしまい、利き手側のお肌のキメが粗くなります。
皮膚表面が痛むことで代謝が落ち、乾燥が進んでしまいシワの原因になります。さらに摩擦の刺激がかかると肌の奥で炎症が起こり、その炎症が引き金になりメラニンの生成を高めてしまい、シミの原因になってしまいます。
マッサージしたければマッサージ兼用のクリームもある
また、クリームの中にはマッサージしてもいい兼用タイプもあります。選ぶ時のポイントはマッサージをするときに指の滑りが良いこと、よく伸びるもの、です。少しテクスチャーが高いものの方がより摩擦を与えにくいです。
しかし基本的には美容クリームはお肌に保湿を与え、美容成分をよく浸透させるものなので塗るときには指の滑りが良いですがマッサージするほどの硬さ、滑らかな伸びは期待するべきではありません。
マッサージ自体が悪いものではありませんが、行う場合はきちんとしたマッサージ用のものを使用しましょう。