美容クリームに入っている香料って30代女性のお肌にはどうなの?悪いの?
美容クリームに入っている香料について考えたことありますか?
私はアトピー肌でもあるのでちょっとしたことで肌が良く荒れるんです。
成分も気になるし、香料や色が付いてたりすると凄い気になっちゃうんですよねー。
そこで香料についてちょっと書いていきたいと思います。
美容クリームに入ってる香料って30代女性のお肌に影響はあるの?
- 美容クリームに入っている香料の目的
美容クリームの成分を読んでいると香料と書かれていたり、○○の香りがしますと記載されていたりします。
美容成分ではない香料が入っている理由は何でしょうか。
- 使用中の心地良さのため
ハーブの香りやフローラルの香り、フルーツの香りなど多種多様な香りがあります。リフレッシュしたりリラックスしたりと、香り次第で使い心地は変わってきます。
さらに香りで美肌効果があると言われているものもあります。例えば、グレープフルーツの香りは血行を促進し、新陳代謝を促す効果があると言われています。
- 原料臭を隠すマスキング効果
コラーゲンやプラセンタエキスなど動物性のエキスを配合する場合、独特のニオイがあります。美容クリームは様々な美容成分や油が混ざり合ってできています。香りをつけることでそれぞれの原料が持つニオイを隠して使いやすくしているのです。
- 防腐・防菌効果のため
ローズ油、ゼラニウム油、レモン油などは殺菌効果があるとして防腐剤代わりに使用されていました。ただし、現在では防腐剤を全く入れずに、これらで代用することはほとんどありません。
- 香料の種類
香料の原料には天然香料、合成香料、調合香料があります。
2-1 天然香料
天然香料とは自然界に存在する動植物のエキスからとったものを言います。化粧品で使われているのは主に植物性の香料です。花や草、果実などから採取されます。
2-2 合成香料
合成香料は化学反応によって作られた香料です。天然香料だけでは追いつかないニーズのために研究が進んだため、天然香料に似せた香りが多いです。大量生産が可能なため安価で安定供給できるメリットがあります。
2-3 調合香料
調合香料は天然香料と合成香料をブレンドして作られています。
美容クリームに入ってる香料は30代女性の肌にも安全
- 香料の安全性
香料は化粧品だけでなく、食べ物は洗剤など多くのものに使われています。そのためIFRAという国際機構があり厳格な安全基準を設けています。この基準に則って作っていますので安全性は高いです。
この基準は合成香料だけでなく、天然香料にも及んでいます。天然香料=安全、合成香料=危険という単純なものではありません。天然の精油の中には取り除かなければならない物質も数多くあります。
3-1 香料のメリット
香料が入っているメリットは精神に及ぼす影響が一番大きいでしょう。ヒアルロン酸やコラーゲンなどクセのあるニオイを持つ美肌成分を使いやすくしてくれます。
リラックス効果がある香料が入っているナイトクリームならば、入眠しやすくなり、いっそうの美肌効果が期待できます。
3-2 香料は肌トラブルの原因になるのか
香料がシミの原因になったり肌トラブルの原因になると考える人もいます。
その根拠として、柑橘系が持つ光毒性から連想されるのではないでしょうか。レモンやベルガモットなどの精油をつけた状態で紫外線を浴びると強い日焼けを起こし、シミができやすくなります。しかしあくまでも濃度の高い精油の状態の場合の、光毒性を持つもののみです。美容クリームに入っている程度では問題ありません。
今のところ、香料が原因で肌トラブルを起こすことは極めて稀だと言われています。
しかしどのような成分でも人によって合う合わないはありますので、抵抗がある方は無香料を選ぶのがベターでしょう。
4.まとめ
香りはテクスチャーよりも個人の好みを左右します。テンションが上がるという人も入れば、
基本的に美容クリームに入っている香料は残香性がほぼないので、塗っている時は「○○のニオイがするな」と思っていても、スキンケアが終わるともうニオイがしないということが多いです。配合されている量は美容クリームの場合、多くても0.5%までです。
香りは記憶にも結び付き、気持ちを変化させる重要なファクターです。実際に使用してみて、自分の心地良さを重視してみてはいかがでしょうか。